2006年10月11日
エイサーで三線を奏でる地謡のみなさんにインタビュー!

三線とエイサーと琉球楽器の店える・おきなわです。
今回は、エイサー団体で三線を奏でる「地謡」にフォーカスを当ててみました。 「地謡=じうてー」と読みます。「地方=じかた」と呼ぶこともあります。

これが地謡です(2006年新宿エイサーより)
勇壮なエイサーの演舞の後ろで唄い、三線を弾く彼ら。エイサーの観客数を考えると、時には三線のライブ以上に多くの人の前で唄っていることになります。
彼らは三線の人なのか? エイサーの人なのか?
どのようにして地謡になったのか?
三線を独学する人にも地謡の道はあるのか?
早速沖縄の青年会で活躍する現役地謡のみなさんにインタビューし、その素顔にせまってみました!
今回インタビューを受けて頂いた方は以下のみなさまです。

右から順に、
宜野湾市青年連合会会長 金城 薫さん
我如古区青年会 仲里 英樹さん
宜野湾区青年会 阿嘉 直子さん
野嵩三区青年会 山内 理恵子さん
野嵩三区青年会 比嘉さん
(———はインタビュアーのぐっしー&まっしー、敬称略)
———みなさんはどうやって地謡になったのですか?
仲里:まずエイサーを踊っていて、次第に地謡の方に興味が湧き、
参加させてもらいました。先輩の地謡から教えてもらって
います。お盆の時期以外でも敬老会などに出る機会がある
ので、年間を通して公民館などで練習しています。
山内:私達の団体は「地謡をやりたい」という有志が集まってそ
こからスタートしました。初めの頃はテープでエイサーを
踊っていたんですよ。

———なるほど。三線教室に通っていて、いきなり地謡になりた
い!と思ってもなれるものではないんですね?
金城:そうですね。大体は踊りのメンバーからステップアップし
ていくか山内さんのところのように有志が集まってくるパ
ターンですね。
阿嘉:地謡になりたいと思ったら、まずは青年会に参加したりエ
イサー団体に参加、もしくはお友達を作ったりして和を広
げていくこと。どんどん出ていくことですね。そうすれば
紹介で入れることもありますし。

———本番前に準備することってありますか。
山内:旧盆の道ジュネー(*)ですと、やぐらが必要ですね。軽トラ
ックにスピーカーやマイク、発電機などを搭載して道ジュ
ネーの間ずっと歌っているので大変だと思いますよ。
(*道ジュネー:祭りの前日などに演奏したり踊ったりしながら
道を練り歩くこと。前夜祭パレードみたいなもの)
———ずっとですか!踊りと同様体力が要りますね。
地謡の方は使用する三線に決まりなどありますか?
また三線は個人のものですか?
阿嘉:みんな個人で準備していますよ。特に決まった三線を使お
うという決まりは無いですね。マイク付きを使っている方
もいますし、そうでない方もいます。安い三線、高い三線
本当にいろいろです。みなさん使いやすいもので演奏して
います。

———地謡をやってよかったなと思ったことを教えてください。
仲里:自分の弾いている三線の音でみんなが踊っているんだとい
う満足感でしょうか。
阿嘉・山内:そうですね、やはり一体感を感じるのが最高でやっ
てよかったと思います。
金城:三線がずれてくると太鼓も狂ってしまうのでやはり責任感
もありますし大変なところもあると思いますよ。でも太鼓
がうまくなってくると多少三線がずれてもそれに合わせて
踊ることが出来ます。

———逆に辛かったことやいやだったことは?
山内:本番中に年配の方が調弦を変えて「この方が味があるんだ
よ」ともめたこと。私は県外出身なので方言で喋られると
何を言っているのか分からず、怒られていると思って泣い
てしまいました・・・
阿嘉:私達団体は和気あいあいとやってまーす!
———面白いエピソードなどがあれば。
比嘉:地謡暦が長い方なのに、うまを反対向きに立てて倒しまく
ったこと。何回も倒すのでしまいにおかしくなってきて歌
が歌えなくて大変だったさ〜。

———けっこう大きく「パチッ!」って鳴りますからね(笑
最後に地謡になりたい、という三線人へ一言お願いします。
阿嘉:とにかく三線が好き!という気持ちが大切。あとは積極的
に色々なところに参加したり顔を出すこと。エイサーに出
会ったから民謡にも三線にも出会えたし。好きであれば地
謡にもなれるし、なんでも出来ると思いますよ!
・・・私いいこと言いましたね!(笑

———本当にいいお言葉、ありがとうございました!(笑)
お互いインタビュー慣れしていないところもあり最初は固かったのですが、徐々に笑いも出てきて楽しいインタビューとなりました。みなさまどうもありがとうございました!
最後に、今回インタビューに応じて下さった青年会の見所と、実際に演奏している主な曲を教えていただけました。
少しでも地謡に興味を持った方の参考になれば幸いです。
▼野嵩三区青年会
野嵩三区青年会のエイサーは戦前の集落であった安仁屋エイサーの約100年の伝統を誇り、時代の流れの中で独自にアレンジし工夫を凝らしながら、現在の型になっています。大太鼓・締め太鼓の息のあったバチさばきと四ツ竹扇子など小道具を巧みに操る女子の踊りも見所です。
演奏している曲名:
アヤグ節・仲順流り・久高まんじゅう主・花の風車・テンヨー節・スーリ東節・繁盛節・イチュビ小・越来節・唐船ドーイ
▼宜野湾区青年会
宜野湾区青年会エイサーの歴史は明治の頃から始まり、様々な工夫を重ね現在の型になっています。特徴としましては、空に高々と上げられたバチさばきと回すように動かすパーランクー、そして曲に合わせて変化する隊列と男女の足が一緒に踊るところです。
演奏している曲名:
アヤグ節・仲順流り・久高まんじゅう主・豊節・島めぐり・港節・でいご音頭
▼我如古区青年会
与那城青年会から習い、我如古区青年会がスタートしました。今では新しい曲も取り入れ我如古区独特のエイサーを創り続けています。
演奏している曲名:
七月エイサー・二合・里帰り・ヒヤミカチ節・アッチャメー小・我如古村・スーリ東節・踊りナークニー・ニングルマートゥ・ダイサナジャー・秋の踊り
※エイサー関連曲の教本はこちらがオススメ

「琉球民謡エイサー特集」
———みなさんはどうやって地謡になったのですか?
仲里:まずエイサーを踊っていて、次第に地謡の方に興味が湧き、
参加させてもらいました。先輩の地謡から教えてもらって
います。お盆の時期以外でも敬老会などに出る機会がある
ので、年間を通して公民館などで練習しています。
山内:私達の団体は「地謡をやりたい」という有志が集まってそ
こからスタートしました。初めの頃はテープでエイサーを
踊っていたんですよ。

———なるほど。三線教室に通っていて、いきなり地謡になりた
い!と思ってもなれるものではないんですね?
金城:そうですね。大体は踊りのメンバーからステップアップし
ていくか山内さんのところのように有志が集まってくるパ
ターンですね。
阿嘉:地謡になりたいと思ったら、まずは青年会に参加したりエ
イサー団体に参加、もしくはお友達を作ったりして和を広
げていくこと。どんどん出ていくことですね。そうすれば
紹介で入れることもありますし。

———本番前に準備することってありますか。
山内:旧盆の道ジュネー(*)ですと、やぐらが必要ですね。軽トラ
ックにスピーカーやマイク、発電機などを搭載して道ジュ
ネーの間ずっと歌っているので大変だと思いますよ。
(*道ジュネー:祭りの前日などに演奏したり踊ったりしながら
道を練り歩くこと。前夜祭パレードみたいなもの)
———ずっとですか!踊りと同様体力が要りますね。
地謡の方は使用する三線に決まりなどありますか?
また三線は個人のものですか?
阿嘉:みんな個人で準備していますよ。特に決まった三線を使お
うという決まりは無いですね。マイク付きを使っている方
もいますし、そうでない方もいます。安い三線、高い三線
本当にいろいろです。みなさん使いやすいもので演奏して
います。

———地謡をやってよかったなと思ったことを教えてください。
仲里:自分の弾いている三線の音でみんなが踊っているんだとい
う満足感でしょうか。
阿嘉・山内:そうですね、やはり一体感を感じるのが最高でやっ
てよかったと思います。
金城:三線がずれてくると太鼓も狂ってしまうのでやはり責任感
もありますし大変なところもあると思いますよ。でも太鼓
がうまくなってくると多少三線がずれてもそれに合わせて
踊ることが出来ます。

———逆に辛かったことやいやだったことは?
山内:本番中に年配の方が調弦を変えて「この方が味があるんだ
よ」ともめたこと。私は県外出身なので方言で喋られると
何を言っているのか分からず、怒られていると思って泣い
てしまいました・・・
阿嘉:私達団体は和気あいあいとやってまーす!
———面白いエピソードなどがあれば。
比嘉:地謡暦が長い方なのに、うまを反対向きに立てて倒しまく
ったこと。何回も倒すのでしまいにおかしくなってきて歌
が歌えなくて大変だったさ〜。

———けっこう大きく「パチッ!」って鳴りますからね(笑
最後に地謡になりたい、という三線人へ一言お願いします。
阿嘉:とにかく三線が好き!という気持ちが大切。あとは積極的
に色々なところに参加したり顔を出すこと。エイサーに出
会ったから民謡にも三線にも出会えたし。好きであれば地
謡にもなれるし、なんでも出来ると思いますよ!
・・・私いいこと言いましたね!(笑

———本当にいいお言葉、ありがとうございました!(笑)
お互いインタビュー慣れしていないところもあり最初は固かったのですが、徐々に笑いも出てきて楽しいインタビューとなりました。みなさまどうもありがとうございました!
最後に、今回インタビューに応じて下さった青年会の見所と、実際に演奏している主な曲を教えていただけました。
少しでも地謡に興味を持った方の参考になれば幸いです。
▼野嵩三区青年会
野嵩三区青年会のエイサーは戦前の集落であった安仁屋エイサーの約100年の伝統を誇り、時代の流れの中で独自にアレンジし工夫を凝らしながら、現在の型になっています。大太鼓・締め太鼓の息のあったバチさばきと四ツ竹扇子など小道具を巧みに操る女子の踊りも見所です。
演奏している曲名:
アヤグ節・仲順流り・久高まんじゅう主・花の風車・テンヨー節・スーリ東節・繁盛節・イチュビ小・越来節・唐船ドーイ
▼宜野湾区青年会
宜野湾区青年会エイサーの歴史は明治の頃から始まり、様々な工夫を重ね現在の型になっています。特徴としましては、空に高々と上げられたバチさばきと回すように動かすパーランクー、そして曲に合わせて変化する隊列と男女の足が一緒に踊るところです。
演奏している曲名:
アヤグ節・仲順流り・久高まんじゅう主・豊節・島めぐり・港節・でいご音頭
▼我如古区青年会
与那城青年会から習い、我如古区青年会がスタートしました。今では新しい曲も取り入れ我如古区独特のエイサーを創り続けています。
演奏している曲名:
七月エイサー・二合・里帰り・ヒヤミカチ節・アッチャメー小・我如古村・スーリ東節・踊りナークニー・ニングルマートゥ・ダイサナジャー・秋の踊り
※エイサー関連曲の教本はこちらがオススメ

「琉球民謡エイサー特集」






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