2008年05月08日
ミッション☆パッション
ここは、某えるおきなわ内。
新人編集員あやは、1通の指令書を手になにやら考え込んでいた。
今回、彼女に与えられた使命、それは・・・
「Misson:三線の重要パーツ『カラクイ』について調査せよ!」
果たして、あやはこのミッションを達成できるのか――――――!?
新人編集員あやは、1通の指令書を手になにやら考え込んでいた。
今回、彼女に与えられた使命、それは・・・
「Misson:三線の重要パーツ『カラクイ』について調査せよ!」
果たして、あやはこのミッションを達成できるのか――――――!?
三線のパーツって、まず「棹(さお)」でしょ。
それから「胴体」、これはまわりが木なのよね。そこに張ってある「皮」は本張りとか、人工皮とか…。
あと目に付くところでは「絃(げん)」。これがないとね、バイオリンとがギターとか‘弦楽器’といわれる所以よね。でもって、絃を支えているこの小さいのが「うま」ね。
で、今回調査する『カラクイ』ってのは、棹の上の方に三本ささってるヤツσ( ̄^ ̄)?
糸巻きって書いてるし、絃を引っ張ってる?巻いてる?ものよね。
な~んだ!今回の任務は簡単だわ。(* ̄- ̄)гフッ
「カラクイ=絃を巻いてるもの」、以上!!
それから「胴体」、これはまわりが木なのよね。そこに張ってある「皮」は本張りとか、人工皮とか…。
あと目に付くところでは「絃(げん)」。これがないとね、バイオリンとがギターとか‘弦楽器’といわれる所以よね。でもって、絃を支えているこの小さいのが「うま」ね。
で、今回調査する『カラクイ』ってのは、棹の上の方に三本ささってるヤツσ( ̄^ ̄)?
糸巻きって書いてるし、絃を引っ張ってる?巻いてる?ものよね。
な~んだ!今回の任務は簡単だわ。(* ̄- ̄)гフッ
「カラクイ=絃を巻いてるもの」、以上!!
『 ち ょ っ と 待 っ た ぁ ! ! !』
カラクイ、どうやって削るか知ってる??
カラクイ、どうやって巻くか知ってる??
カラクイ、なぜ滑るか知ってる??
カラクイ、・・・・・
カラ・・・
(>▽<;;きゃーーー!ず、ずびばぜん。。
もう少しちゃんと調べます!
てか、ここは職人に聞いたほうが早い!ってことで小渡親方(おどうぇーかた)に直撃インタビュー!しちゃいます。け、けっして手抜きじゃないですよ
もう少しちゃんと調べます!
てか、ここは職人に聞いたほうが早い!ってことで小渡親方(おどうぇーかた)に直撃インタビュー!しちゃいます。け、けっして手抜きじゃないですよ

プロの意見を聞くことにしたあやは、さっそく親方部屋を訪ねた。
親方~!!
隊長から、「カラクイについて調べよ!」という任務が与えられたんですが・・・
隊長から、「カラクイについて調べよ!」という任務が与えられたんですが・・・
ん? じゃあ、まずこの三線のカラクイを巻いてごらん。
(※カラクイを巻く=調弦をする)
(※カラクイを巻く=調弦をする)

えっ!?カラクイって棹に棒が刺さっているだけのような状態じゃないですか!?!?な、なんて【原始的】な・・・ネジみたいになってないんですね(汗。。
こうやって握るようにしてまくんですか?これ、素材が木なんですね?もっと固いものかと思っていたら意外と軽いですね。
こ、こわい。折ってしまいそうです。
こうやって握るようにしてまくんですか?これ、素材が木なんですね?もっと固いものかと思っていたら意外と軽いですね。
こ、こわい。折ってしまいそうです。
キリキリ…キリキリ…
あやは、慎重にカラクイを巻いたが、手を放した瞬間、カラクイは無情にも、くるっくるっと巻き戻ってしまう。。。
あれ?しゅるしゅるって戻っちゃいます。
これじゃあ巻いてもすぐ戻っちゃいますよ~(T-T)
でも力を入れると折れそう。。加減が難しいです...
これじゃあ巻いてもすぐ戻っちゃいますよ~(T-T)
でも力を入れると折れそう。。加減が難しいです...
わかったかな?三線にはじめて触る人がもっとも苦労するのがこのカラクイなんだ。
三線は500年もの間、ほとんど進化せずに現代まで来た楽器だから、さっきあやが言っていたように、原始的でちょっと不便な部分もあったりするね。でも、言い換えると、その素朴さが、柔らかい音色を作り出しているってことにもなる。そこが、三線の面白さだね。
三線は500年もの間、ほとんど進化せずに現代まで来た楽器だから、さっきあやが言っていたように、原始的でちょっと不便な部分もあったりするね。でも、言い換えると、その素朴さが、柔らかい音色を作り出しているってことにもなる。そこが、三線の面白さだね。

で、カラクイだけど、今、あやが持っている三線は、実はカラクイがぴったりと合っていない三線なんだ。
カラクイが三線に合っていないと、調弦をしているうちに折ってしまったり、すぐ戻ってしまったりする。
本来、ちゃんと調整された良いカラクイは、“3点支持”でしっかりと支えられているから巻き戻りにくいものなんだよ。
カラクイが三線に合っていないと、調弦をしているうちに折ってしまったり、すぐ戻ってしまったりする。
本来、ちゃんと調整された良いカラクイは、“3点支持”でしっかりと支えられているから巻き戻りにくいものなんだよ。

3点?
そう。
まず、カラクイを差した先の穴がぐらぐらしないこと。
次に、カラクイの根元外側の穴にも隙間がないこと。
それから、カラクイの根元内側もぴたっとはまっていること。
まず、カラクイを差した先の穴がぐらぐらしないこと。
次に、カラクイの根元外側の穴にも隙間がないこと。
それから、カラクイの根元内側もぴたっとはまっていること。


それぞれに隙間があったり、握って軽く上下に動かしてみてグラグラするようでは、カラクイがしっかり支えられていないから、どんなに気をつけて巻いても、すぐにくるっと巻き戻ってしまう。
すぐにどうにかしたい!という時は、カラクイの戻りを防ぐために、松脂を塗って抵抗を出したりするね。うちでは、石灰と松脂を混ぜた滑り止めパウダーを使っているよ。
でも、あまりにもカラクイが穴に合っていないと松脂やパウダーでは滑り止めにならない。
すぐにどうにかしたい!という時は、カラクイの戻りを防ぐために、松脂を塗って抵抗を出したりするね。うちでは、石灰と松脂を混ぜた滑り止めパウダーを使っているよ。
でも、あまりにもカラクイが穴に合っていないと松脂やパウダーでは滑り止めにならない。

カラクイは棹の穴にぴったり合っていることが大切なんですね!
うん。三線の棹は、職人や工場によって穴の開け方、サイズが微妙に違う。
販売しているカラクイが、購入してから自分で棹に合わせて削る、太いままの「未削り」とある程度どの棹にでも合うであろうと削られた「削り済み」の2種類が選べるのはそのためだね。
販売しているカラクイが、購入してから自分で棹に合わせて削る、太いままの「未削り」とある程度どの棹にでも合うであろうと削られた「削り済み」の2種類が選べるのはそのためだね。


「未削り」を選ぶお客さんはめったにいないけど、僕は断然こっちをおすすめするよ。
さっきも言ったように、棹は一本一本違う。
「削り済み」のカラクイが、必ずしも自分の棹に合うかはわからない。僕の自論では、削り済みで100%ぴったり!なんてのはないに等しいね。
さっきも言ったように、棹は一本一本違う。
「削り済み」のカラクイが、必ずしも自分の棹に合うかはわからない。僕の自論では、削り済みで100%ぴったり!なんてのはないに等しいね。

えーーっ!?
削り済みカラクイは、どの三線にも「だいたい」合うように削られているものだから、実は8割のフィット感しかないんだよ。あとの2割は、自分で削って調整するしかないんだ。

そんな~。
私、さっき巻いた感じでは、はじめのうちは折ってもおかしくないし、予備のやつもなくなったら買わなきゃいけない。でもどうやって削ったらいいかなんてわからないし...
あ~どうしたらいいんですかぁ...(T□T)えーん
私、さっき巻いた感じでは、はじめのうちは折ってもおかしくないし、予備のやつもなくなったら買わなきゃいけない。でもどうやって削ったらいいかなんてわからないし...
あ~どうしたらいいんですかぁ...(T□T)えーん
まあまあ、そう慌てなさんな(笑)
方法が分かれば削れるようになるから。
方法が分かれば削れるようになるから。

私にも削れるんですか!?

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