2005年01月14日
職人とお客様のはざまで

販売で日々お客様と接していますと、お客さまと職人さん(つまりユーザーとメーカー)の板ばさみに合うことがあります。
一番そのシーンが多いのが、お渡しした三線に細かな傷やわずかな塗りのはげなどがついていた場合です。
私たちからすると、目をじっとこらして見ないと見つけられない細かい傷でも、買った人からすれば何万円も出したのですから、「変えてくれ」というのは当然の心理と言えます。
さて、今日の写真くらい目立つ傷なら、職人さんも何も言わずに直してくれるのですが、問題はよ~く見てみると、細かい傷がある、糊が少しはみ出ている、などの場合です。
こういう細かい指摘がある場合、職人さんの言うことは大抵決まっています。
「…それは、音に関係があるのか?」
という返答です。職人さんからすれば、良い音が出るためには全力を尽くすけれど、目立つ傷ならともかく、こんな細かいことまで言ってくる人には売らないでくれ、と言われます。
しかし店側としては、小さい傷であってもお客様の気持ちを尊重しますので、頑固なラーメン屋のように「そんなこと言うやつは帰れ!」とは言えません。ですので、しぶる職人を何とか説得して、修繕してもらうわけです。
とはいえ、こういう細かいクレームが、実は次の発展につながっていたりするわけですから、職人さんもサンシン屋も、使う側の人の意見は大事にしていくべきなんでしょうね。






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