三線を弾こう！　える・おきなわ ブログ

（佐々木様より頂いたレポートです）

ＮＨＫのど自慢の予選会場で、初めて三線人前デビューしました！　本番には大ファンの夏川りみさんが来られるということで、是非りみさんに僕の三線を聞いてもらいたくて挑戦しました。曲はやっぱり「涙そうそう」。一ヶ月前から毎日一時間この曲のみをみっちり練習しました。

当日の参加者は２５０人。その中で合格出来るのはたった２０人、僕の順番は１８４番。長い待ち時間の間もしっかり最終調整をし、いよいよ待機のためステージ上にあがりました。

「涙そうそう」を歌う人はなんと１２人もいましたが、三線のみで歌うのは僕だけで、かなり注目されました。

しかし、ここで大ハプニングが！

あと４、５人で自分の番というところで何と男弦のカラクイがくるくると戻り弦がたらりと下がってしまったのです！！　今までこんな事一度もなかったのに・・・

もう頭の中はまっ白に、お客さんが観ているステージ上で汗だくになりながら一生懸命カラクイ回すも音が合わず、このまま逃げ出そうかとも思いました。それでも何とか自分なりに合わせていよいよ出番です。

動揺が隠し切れないまま番号と曲名を言い、イントロを弾き、さあ歌おうとしたら、ゆ、指が緊張で全く動かない・・・。

歌だけが進む中、指はぜんぜん違うところを、というかほとんど弾いていない・・・もう泣きそうになりました。けどお客さんたちがたくさん手拍子してくれて励まされながら何とか歌いました。

結果はやはり落選でりみさんの前で弾くことは出来ませんでした。終わってから嫁に「最後まで逃げずによく堂々と歌いきった」と良いのか悪いなかよく分からない褒め言葉をいただきました。

今回で人前で歌いながら弾くことの難しさを、当たり前ですが実感しました。それといきなりの大会場でのデビューは少々無謀とも思えました。でも一生心に残る思い出になりました。

これに懲りずに更なる修行に励み、いつかまたあの会場に帰ってくることを心に誓いました。これからも応援宜しくお願いします。ありがとうございました！

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佐々木正人様、ありがとうございました！

いきなりの挑戦、ものすごい度胸だと思いますが、「夏川りみさんに会いたい！」という素敵な目標があったから勝負できたんですね。

「涙そうそう」はついに映画にもなってしまいました。きっともうご覧になっていると思いますので、ますますリターンマッチのための情熱を燃やしていただければと思います。

応援しております！

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